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「化学は暗記科目!」という風潮が まかり通ってると思われる。非常に悲しいことである。
数学も解の公式,加法定理,点と直線の距離公式…etcいろいろなものを「暗記」 するにも関わらず,なぜ数学は暗記科目と言われず,化学は暗記科目と言われてしまうのだろう。
その答えとして,
① 化学を本格的に勉強するのが高校生になってからなので,数学でいうところの算数の分野みたいな常識として扱えるものがなく,すべて新規のものとして扱うことになるくらいに常識不足。
② 純粋に頭を使って「なぜ?」を考えることを放棄してしまっている。
の2点が考えられるかもしれない。
しかし,化学は断片的な知識の集合体ではなく,実はすべてがつながっている科目である。それに気付かず,ただひたすら問題集を解くから計算パターンの暗記になってしまうのである。
こういうと勘違いする人がいるのだが,間違っても「暗記がなくなるとは言っていない」ことに注意してほしい。
勉強するということは少なからず頭に知識を蓄えることで,導けるものは覚えなくてもいいのかもしれないが,最低限のことは覚えなければならないものはある。つまり,暗記が0になるわけではない。最低限これは覚えた方が早いなみたいなことも出てくるのである。
以上より,私は,「一度化学を一通り勉強してから問題演習に入る」ことをお勧めしたい。具体的な勉強の仕方に関して以下にまとめていく。
化学の学習に関して
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